| って案内してきたのは良いけど、いくらリザちゃんがいるかも知れないっていっても、
俺達にはちょっと関係なさすぎなところかな?
長居してもしょうがないし、次行こうか? |
| あ? 何だ、まだ昧姿じゃねーか。お前ホントどこにでも現れるんだなー |
| アンタに言われたかないよ。
どっちかって言うと、フォローしてる出現範囲はお前の方が広いはずなんだし。
で、ここでは一体何を盗んだんだ? 今ならまだ間に合うから早めに自首するのを勧めるぞ
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| いい加減、俺と盗みを直結させるのやめろよー! あらぬ疑い、かけられるだろ?
第一まだ何にも盗ってないんだからな! |
| 「まだ」?! |
| ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(石化) |
| あら? 昧姿にデューン。こんにちは。
二人そろってこんなところで何をしてるの? もしかして、私に何か用だった?
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| いやね、デューンのヤツ、どうやら…
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| そうそう! リザちゃんに会いに来たんだよ~☆
ほら、昧姿ってこの世界の観光案内担当してるだろ?
で、観光客の皆さんに、いろんな言霊を教えてやるのも仕事のウチの一つなんだよ!
それで、言霊に詳しそうなリザちゃんを訪ねてきたってワケなんだ!
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| ほほ~う、そう逃げたか。
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| え? 逃げたって?
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| いやいや、なんでもないよ~♪
逃げるってのはねー、そう、脱出の言霊とかさ、そういうヤツのこと! うん、そう!
他のヤツらじゃ教えてくれそうにない、補助系の言霊なんか教えて欲しいなーって♪
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| そういうコトだったのね、ええ、良いわよ。
それなら、能力を高めたりする言霊についてで良いかしら?
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| OK、OK! それでよろしく!
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| それじゃぁ、いっしょにこの本を見ましょ。
これできっと、みんなの手助けの出来る言霊をひととおり覚えられると思うわ。
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| どう? 役に立ったかしら?
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| もぉー、ばっちり☆ イヤ、ホント助かったよ。ありがと。
それじゃ、お邪魔しちゃ悪いからそろそろ帰ろうか、昧姿。
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| そーだね♪ 言霊伝授アリガトー、リザちゃん。
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| いいえ、どういたしまして。またいつでも遊びに来てね。
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| うん、それじゃ。
あ、そうそう、くれぐれも泥棒には気をつけるようにね
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| あら? こんなところじゃ盗るものもないわよ?
それに、そんじょそこらの泥棒じゃ侵入できないように、
私が腕によりをかけて作ったトラップを仕掛けておいてあるから大丈夫。
でも、心配してくれてありがとう。
一応念のために、あとで108ヶ所に仕掛けたトラばさみと、
ソドムの廃城で狩ってきたらいせんとうを林立させたパンジステークを
確認しておくわ。
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| ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(石化)
(デューン、俺に感謝しろよ)
(うん、今回ばっかりはお前のおかげで命拾いした)
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| それじゃ、私、仕事に戻るわ。またね。
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| さっさようなら! さ…さあ! わ…我々も帰るぞ!
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