■シオン
このシナリオの主人公。ヴァド出身、18歳。
クリューヌ王に仕える魔物ハンター。クリューヌ兵隊長になるため、そして、師であるターレスを超えるため、「武人の塔」へ挑戦する。
勇敢で侠気のある性格だが、無鉄砲なのが玉に瑕。
権力というものに対して超然としており、尊敬の念はあっても、敬服の念というものは全くないらしい。
愛想も悪いが、敵以外のものは無条件で守る、という庇護本能は強い。
剣が得意である。
*初期装備 アスピラード ピラスアーマー
■フォクシー
東大陸一の資産家、エレミア家の一人娘。18歳。
シオンにとっては武人の塔挑戦の仲間でもある。
資産家の令嬢らしからぬ、さばさばした性格で、姉御肌。
気が強く、幼少の頃からの知り合い(レギン)は、彼女を「じゃじゃ馬」と評する。
短剣、ムチが得意である。
*初期装備 ラグナイフ バックラー チェーンメイル
■テュール
人間族より1代前の、巨人族の生き残り。18歳。
捕らえられていたところをシオンに救われてから、彼と行動をともにする。
性格はきまじめで、堅物の一言につきる。
メイスで戦う。また、魔術師という職業柄、言霊も得意であり、特に攻撃系の言霊で能力を発揮する。
*初期装備 なし
■ラミレス
最初の種族であるダナン神族の王様。60歳(ということになっているが、実は200歳)。
テュールとは主従の関係でもある。
おちゃらけた性格で、その行動から判断するに、かなりの女好き。
一抹の不安を抱かせるキャラクターではあるが、その知識は、しばしばシオンの道標となる。
杖、ボウガンが得意。言霊を開発した種族の末裔だけあって、言霊も得意であり、特に回復能力に優れる。
*初期装備 オクシオーヌ エフタのころも
■ダグ
シオンのことを「アニキ」と呼び慕い、自らをもってシオンの弟分を任ずる16歳。
気が小さく完全なる非戦闘員だが、シオンとクリューヌ王との連絡役として活躍する。
後に、リザとも多少関わる。
■ロスタム
シオンの同僚であり、先輩でもあるクリューヌの戦士。
パートナーのヒューイとともに、ターレスの右腕と称されている。
いずれ、サーレントとも大きくかかわることになる。
■ヒューイ
ロスタムのパートナーである言霊師。
その実力は外見ににじみ出し、言霊伝導師をして敬服せしめるほどである。
ロスタム同様、サーレントにとっても重要な人物である。
■ミラー牧師
ダグが過去に養われていた小さな教会の牧師。
シオンの師、ターレスとは、親しい間柄だったらしい。
後に、リザとも多少関わることになる。
■クリューヌ王
いわずと知れたシオンの主。
現在の世紀末の状況を憂慮している。
リザにとっても、大変重要な人物となる。
■導師ゾラ
三賢者の一人。
「言霊山」で、冥界の門を守っている、「聖域」の最高実力者。
サーレント・リザとも関わる。
■ターレス
シオンの師。クリューヌ兵隊長でもある。
一年前、謎のルドラ教団を負う任務を受けて旅立つが、消息不明となる。
周囲の彼に対する評価などから、騎士道的誇りを持った一流の戦士であったらしい。
■大臣
なかなか口が達者なクリューヌの大臣。
何事も大げさに表現する性癖は、リザの章にて、大いに発揮される。
しかし、それらの大げさな発言が、必ず何かを示唆している辺りがなかなか侮れない人物。
■ビッグス(仮称)
ヴァドの城壁のそばにいる兵士。
観察する限りでは、シオンとも親しいが、ロスタム・ヒューイともかなり懇意であったと推察される。
実にセンチメンタルな心の持ち主。そのナイーブさから、サーレント・リザに対してはやや頑なな態度をとる。
■ウェッジ(仮称)
ヴァドの宿屋辺りをうろつく兵士。
観察結果より、シオンとはかなり懇意であることが判明。(家も近いし)
人なつっこく、浮かれ屋な性格の持ち主だが、この世紀末において、自分の力が何の役にも立たないことを嘆く、シリアスな一面ももっている。
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