京都大原三千院。
35年前にディークエイセスが歌いヒットした曲。35年前と言うと、私が生まれた時分。
その頃、大原には観光客が溢れたそうだ。
しかし、今は訪ねる人もすっかり減り、観光客の誘致に熱心らしい。
このようなケースは、例えばNHKの大河ドラマの舞台に描かれたりとかしても同様らしい。
永さんが言うには、つまり、それはブームにしか過ぎないのだ、と。
ブームが過ぎれば、客が減るのは当たり前で、必ずその時がやってくる。
逆に、『今、大原は静かですよ、観光客は多くいません。じっくり物思いにふけりながら、寺を見て回ることができますよ。』というのを売りにした方がいいのではないか、と。
観光客誘致のために、歌だとか、ドラマの舞台だとかに描かれる事に熱心な自治体も多いのだけれど、やっぱり、それは一過性のもの。
そうじゃない時の、街の魅力というのが、やっぱり、ポイントなのだ。
『ここに行けば何かがある』のではなく、『何もない』というのが一つの価値を持つ、というのも不思議な話。
『一度見たらもういい』というものを一生懸命作ろうとするだけでは、観光は浮かばないということと、どこか一致するのかも知れない。
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