利息は虫の息 ということ
 銀行の定期預金の満期案内が送られてきた。

 30万円を半年預けて、利息が45円。450円ではない。45円。利率なんと0.03%である。
 しかも、利息には税金がかかり、45円の利息に対して、国税の所得税が6円、地方税の住民税が2円。差し引いて手元に入るのはわずか37円である。

 正直、呆れる。

 強引な言い方だが、いわば、「銀行に30万円、半年間貸して」いただいた利息が45円である。もしも、逆に銀行から30万円、半年借りるとすれば、これだけの利息では済まないであろう。
 経済の専門家でもないので、それが銀行なのだと言ってしまえばそれまでなのだが、仮にこの定期預金を「バス代使って」銀行に預けに行ったとすれば、『預けることだけですでに赤字』なのである。
 今後、ペイオフも実施されることを考えれば、「増えもしなければ減りもしない箪笥預金」が増えているというのは頷ける気がする。

 と、同時に――、
 わずか45円の利息に、合計8円もの税金がかかっていることに驚きと、軽い怒りを感じるのであった。