匿名になると饒舌 ということ
 気にしいなので大手の掲示板サイトなど時々チェックしたりします。

 目にして思うのは、ネチケットをわきまえない人って多いんだなぁってこと。自分で読んでおきながら薄ら寒い気持ちになります。でも同時にそんな人を断罪する大人の存在もあったりしてほっとしたり。

 ネット上で発言することはアーケードの真ん中で、知らない人に声をかけたり、大きな声を張り上げていることと同じだと言うことが、まだ、よく分かっていない人が多いと思うのです。
 公共を対象に発言するルールが判っていない人や、社会性が未成熟の人も散見されることは残念なことです。
 無責任な、野放図な発言が溢れてしまうのは、匿名性が確保されるメディアの宿命なのでしょうか。

 インターネットの世界は、まだまだ「危うい」と思います。と、同時に、将来、この世界に確固たるモラルを作ることは出来るのだろうかと不安にもなります。

 掲示板の書き込みなどを見ると、特に女性アナウンサーをはじめとするTVに出ている人に異常な執着を見せる方も多い様で、格好の話題になっているようです。

 メディアを通じて接触する異性にとことん惚れ込んでしまう。その人には一度も会ったことがないはずなのに、心を奪われてしまう、という感覚。
 個人のプライバシーを勝手に暴き、曝して面白がる感覚。

 これは、現代のコミュニケーションの中での、『歪んだひとつの現実』なのかもしれません。
 放送でもそうであるような状況のなか、インターネットという世界ではさらに、それがひどくなっているような気がします。

 知らない誰かに、匿名で、顔を隠しながら牙を剥く。拳をふるう訳ではないのだけれど、これは『暴力』なのだと思います。

 正直、怖いですねぇ。
 匿名になると人はどうしてああも、饒舌になるのでしょう。