エンジン始動 ということ
 私の「長崎くんち」が始まりました。
 今年は暦と私の夏休みの関係で、この時期になってしまいました。

 長崎市内中心部では、秋の長崎くんちに向けた稽古がピークになっています。
 夕方のニュースのオンエアー後、深夜番組の収録を終えた午後7時半頃から、稽古場へと向かう毎日です。

 踊り町は5ヶ町から7ヶ町(今年は6ヶ町)。細かく段取りをメモし、出演者の横顔を聞いておく作業です。なかなか、最初は腰が重く、毎日通う気になれないのが正直なところです。決してルンルン気分ではありません。
 結構、気を使う取材です。しくじれば、関係者から『林田は!』ではなく、『全くNBCは!』となります。つまり、自分のミスが、会社のミスに見られてしまう、怖い一面があるのです。(ま、どんな取材でもそうなんですが…)
 こういう夏場の過ごし方を、平成9年から続けていて、今年で5回目です。

 この夏の作業で、手を抜くと、秋の本番で苦労するのは目に見えていて、必ず、必要な作業です。8月〜9月半ばまで取材、9月の後半から、それを実況用にまとめます。 

 ローカルの放送局で、4時間以上連続の生中継番組なんて、そうそうあるものではありません。
 番組の主役はもちろん、踊り馬場の出演者の皆さんであることはいうまでもありませんが、私自身も、努力しなければ、いい実況は出来ないと思っています。

 生本番では、誰も救ってくれません。
 頼れるのは、この目で見て、耳で聞いた情報を記した自分の資料だけなのです。
 毎年、ファイル化していっていますが、年によって厚みがことなる「実況メモ」。
 さて、今年は、どういう風になるのか、今から楽しみでもあります。