台風を追え! ということ
 休暇でした。1年に夏と春、二度貰える3連休以上の連続休暇。(暦によっては正月もね)
 以前は、夫婦で日本から離れてましたが、最近は、娘に合わせたスケジュールとなっていて、今回は、東京へ。目的は「東京ディズニーランド詣」。

 今回の出発は、22日の水曜日。そう、東海−関東と台風11号が自転車ペースで辿ったあの日です。
 
 羽田空港は閉鎖が確実だろうと思い、JRで行くこともちょっと考えましたが、席が確実に確保できない上、長時間の移動は娘には無理と思い、飛行機が飛ばない場合は、1日遅らせる事も念頭に入れて、長崎空港へ。
 そしたら、何と、飛んだのです。

 まさに、台風の目に飛びこんでいくフライト(正直、少し怖かった)。こういうのを現代版「飛んで火に入る夏の虫」とでもいうのでしょうか。

 フライトは、羽田への着陸便の混雑で、滑走路に降ろしてもらえず、40分の延着。
 そして、機内は勿論、大きく揺れました。

 結局、機体はアップダウンを繰り返しながら、関東上空をグルグルと旋回しつづけ、結果、娘は生まれて初めての「乗り物酔い」を体験する事になったのでした。
 妙に、機嫌が悪く、『グズグズ泣くな−。』と思っていたら、突然、ゲーッ。
 今まで、長時間、車に乗っても酔ったことなどなかったので、たかを括ってました。親の知らないうちに三半規管が発達してたのですね。まさに、荒らしのような状態で、東京に到着したのでした。
 しかし、驚いたのは、台風は東京湾を通過したにも関わらず、雨は降ってはいるものの、普通の雨。風はやや強い程度。『何なんだ、この台風は?』と思いながらも、その日は無理せず、ホテルの近くで過ごす事にしましたが、上空は晴れ間も見えるなど、とても台風が接近したという緊迫感などなく、拍子抜けの一日となったのでした。
 余談ですが、TV放送では、一番ひどい状態を映し出すので、実家の親は「こんな状態で東京に行って大丈夫か?」と心配した様です。
 東京で、全国ニュースを見てると、わざわざ荒れた海岸から中継レポートしている。
 『そりゃぁ、ここだったら白波も立つだろうけどねぇ。そんな煽った中継しなくても…』と、青空の見える東京で冷ややかに見ていたのでした。