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立川談志師匠は、「天才」をこう定義している。
「とてつもなく凄いものを、大量に生み出せる人」
同時に師匠は、「天才は手塚治虫とレオナルド・ダヴィンチ」である、とも言っている。
なるほど、二人とも、素晴らしいものを沢山生み出したという意味で、天才であることに異論はない。
私にとって、「天才」は、この人だ。
人形師、俳人、画家である 故、久保田 馨さん。頓珍漢人形の作家だ。
かつて、長崎のお土産店で、民芸品として安価で売られていた頓珍漢人形を生み出した人である。その数、30万体。手捻りで焼かれた土人形は、どれ一つとして同じものはない。全てが不思議な造形美に満ちたわずか10センチ足らずの人形達。個人的にはピカソ以上だと思う。
表情は飽きることなく、一つ一つがエネルギッシュな作品ばかりで、久保田さんは「とてつもなく凄いものを、大量に産み出している」。まさに天才。
久保田さんの評価は、その死後、高まっている。ゴッホと同じ。
その常設展が、人形館設立準備委員会の皆さんの尽力で、実現した。旧香港上海銀行長崎支店の2階フロアーにはおよそ800点の氏の作品が展示されている。
もしも、見たことのない方は、一度、ご覧いただきたい。きっと、こんな作家が長崎にいたのか、と驚くに違いない。そして、『これは長崎の宝だ』と感じるに違いない。彼の内面の宇宙をどうぞ感じていただきたい、と願ってやまない。
で、当HPに、頓珍漢人形紹介のページを作りました。こちらもよろしければご覧下さい。頓珍漢人形や久保田さんについて私の知り得る範囲でまとめました。 Favoriteに「久保田馨さん」を追加。そこから辿れます。
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