新大臣に一言 ということ
 といっても何も政治的なことを話そうと言う訳ではありません。
今回の新内閣の最長老「塩川正十郎 財務大臣」の事です。以前この方は、文部大臣をなさった事もあります。

 話は、今から10年ほど前、Jリーグがスタートする頃に遡ります。
当時、九州を準フランチャイズにしていたA・Sフリューゲルスというチームがありました。(今は、横浜Fマリノスに吸収されてしまいました…)そのフリューゲルスの「沖縄キャンプ」の取材に先輩アナウンサーと出掛けたことがあります。

 で、取材を終え、夜のリゾートホテル、ツインの部屋。
 私より一回り上の先輩アナウンサーは先に風呂にも入り、くつろぎながらベッドの上に座って、テレビを見ていました。すると、呟いたのです。

                        「しよっか…

 ! それを聞いた私は、たまげました。
『何を?何をしようというの?』
『もしかして、この人って、同じ性別が好きなの?』
『ど、どうやって、断ろうか』
など、うろたえながら、グルグルと様々な思いが頭を駆け巡ります。

 次の瞬間、先輩アナウンサーはこう言いました。
「塩川は文部大臣たいなァ…」
『え?』

 そうなのです。その先輩アナは、当時の組閣のニュースを見ていて、「しよっか…」と呟いたのではなく、「塩川…」と言っていたのでした。

 ハラハラ、ドキドキした私って何々でしょう。全く。
 しかし、この時の経験で学んだのは、思いもよらない人から『このような告白』をされると、次の言葉って探せないし、発せられない、ってことでした。

 以上、新財務大臣、塩川さんについて、一言、申しあげました。