プロ野球の『取材』に初めていった。巨人−阪神戦。
因みに私は、野球の実況は大好きだが、プロ野球自体にはあまり興味がない。なので、贔屓のチームも存在しない。
朝、8時過ぎ、BigNスタジアムにカメラクルーと到着。事前の話だとホームチームの巨人は試合開始3時間前に入るということなので、午前9時入り。
それまでの1時間は、外野入口で列を作る人たちを取材する予定だった。
しかし、なんと、我々の到着とほぼ同時に、巨人のバスも到着。目の前をミスターがすたすたと歩いていく。最初から8時入りの予定だったとかで…(そんなの聞いてないよぉ!)
クルー一同大慌て。なんとか撮れましたけど…。
でも、まじかに見る長嶋監督は大きかった。熱烈な巨人ファンと言う訳ではないけれど、どこか胸が高鳴る。ミスターのオーラにすでに毒されている私…。
初めて、プロ野球(特に巨人)の取材をしましたが、普段、ローカルで取材活動をしている私たちには、知らないことだらけでした。
その世界だけの確固たる「ルール」が存在するのです。長年、暗黙も含めて行われている「(紳士)協定」ですね。今回初めて知りました。
例えば、選手のインタビューって、簡単には撮れません。
■ルールその1。 「インタビューは選手・監督の足を止めない範囲でOK」
バッティング練習などが終わって、ロッカーなどに一旦引っ込む選手、歩きながらの取材はしてもよいのです。ですが、そこで、足を止めさせて聞いてはいけない。
■ルールその2。 「グラウンド内での取材活動は1時間前のチーム練習中まで。」
事前のバッティング練習等が終われば、グラウンド内のカメラは撤収して、カメラ席以外で撮影できない取り決めなのです。
■ルールその3。 「頼んで書いてもらった選手のサイン持参でグラウンドに出ない」
(因みにこれは私じゃありませんよ。東京の記者が球団関係者から叱られてて、あぁ、そうなんだ。と知ったことです。)
何故かは知りません。(他との関係や兼ね合いなんだと思いますが…)その記者は、えらく、怒られてました。IDカードを取り上げられる直前まで叱られてました。
■ルールその4。「長嶋監督の試合後の取材は(代表者の)1カメのみ許される。」
勘違いなきよう。共同インタビューじゃありませんよ。いわゆる「ぶらさがり」と言われる『歩きながらの談話取材』ですよ。スポーツニュースなどで、記者に囲まれながら通路を歩きながら「今日は、ピッチャーがねぇ…」とか喋ってる映像がありますよね。あれです。
あの映像は、時々の幹事社1社のみが許されているのです。で、後から球場内でダビングして共同配信すると言う作業をやっているのです。各社、独自に撮ることは許されていないのでした。
もちろん、これらのルールは「巨人の取材」だけに限った、『ローカルルール』なのかも知れません。でも、普段こういう取材を全くやらない私たちにとっては、知らないし、理解不能。何故、そうなるのかさえわからないという『限られた世界の常識』なのでした。
結論、プロ野球の取材は、野球選手と帯同し続けて、ウチにも帰れず、選手らと「それなりの関係」を築かないと「無理」である。
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