2003年11月20日

最近・・

ニュース番組をやってた5年間、ほとんど芸能情報とか映画に針が振れない生活だった。

その5年間を取り戻すかのように、最近、映画をよく見に行く。
笑い話だが、ブリックホールやらユナイテッドシネマなどができて話題になった当時、実際に足を運ぶことはなく、ここ1〜2年ぐらいの間に、頻繁に通うようになった。

で、先日観たのが、マトリックスの3作目。
さらに、この日見たのがティアーズオブサン。

マトリックスに至っては、1作目があれほど話題になったにもかかわらず、映画はおろか、ビデオでも観ることがなかった。
今年夏、後輩ANがDVDを貸してくれ、はまった。

以来、2作目、3作目はスクリーンで鑑賞。
私の中では、世間様に遅れすぎてやってきったブーム。

ティアーズオブサンもこれまた後輩カメラマンの「面白かった」という言葉を受けて観た。

歳のせいなのか、まんまと乗せられたのか、映画のラストシーン近くでは泣いてしまった。

ストーリーは、実に単純。
正義と悪しかない典型的なハリウッドスタイル。
泣いてしまったものの、エンドロールを観ているうちに急速に冷静になる。
アメリカ映画って、いつもこうだなぁ、と。

正義と悪のわっかりやす〜い対決図式。
で、正義が必ず勝ち、正義はいつもアメリカ。
さらに正義や信義のために自らの命を犠牲にするアメリカ人。
今のアメリカの方がよっぽど「特攻隊」を賛美している。

ネタばれするからあんまり深くは言及しないけれど、あの作品をナイジェリアの人たちが見てどう感じるんだろうと、心配になった。