2003年11月03日

生ブルース初体験

なんだこのぞわぞわと体に染みてくる響きは!?
オヤヂたちが奏でるのは「質実剛健」・ストレートで重い音楽。

週刊モーニング誌で9月から連載されている「Hey !! ブルースマン」。そのモデルとなったブルースバンドの長崎ライブに出かけた。
漫画の作者は諫早出身の山本おさむさんということもあり、楽しみにしていたライブ。

出島ワーフにあるバーに出かけると、お客さんの世代が実に様々。
さすがに高校生らの姿はなかったが、若い人から比較的ご高齢の方まで男女入り混じっている。

いきなり関西弁でまくしたてる妹尾隆一郎さんの喋りにガツンと叩きのめされる。
怒りなのか、叫びなのか、唸りなのか判然としない。凄まじいパワーからそのままブルースの世界へと導かれる。
気持ちいい。楽しい。そして新鮮。この空間を共有できたことが嬉しくなる。

妹尾さんのブルースハープを初めとして、皆さんの演奏・声が、ただただ凄い。

60年代、70年代に若者といわれた人たちは、実に骨太のオヤジになり、オバサンになっている。そんなことを感じたライブでした。