2003年03月08日

アナデリ

 我が社が、ことしアナデリと称する企画を進めている。
 アナウンサーデリバリー。
 つまりアナウンサーをいろんなイベントなどに出前しますというものだ。

 私は今日、稲佐山で開かれた、長崎市内の「学童保育まつり」の司会進行役に出前された。

 少子化が進むなか、小学生の放課後の面倒を見てもらえる「学童保育」。
 最近は理解も進み、行政の助成も様々な形で受けられるようにはなったが、まだまだ、内情は厳しいところが多いという。

 今日のイベントも、実に手作り。
 つまり、色んな意味でボランティアに支えられている。はっきりいって営利目的ではない。

 子供たちの、スポーツ教室やクラブ活動もそうなのだけれど、大人たちが関わるときというのは、ボランティアに支えられている。
 社会的にもまだ、曖昧な立場に置かれているし、クラブによって対応や指導員の資格や技量も異なるのが現状だという。

 全国的には、行政がキチッと、学童保育の必要性を認めて、手当てしているところもあるという。
 少子化、共働きが増えるご時世、この際、安心して放課後、子供を預けられる地域の施設が整備されることを願う。
 付け加えるならば、ボランティアの善意に支えられるよりも、NPO化して、きちんと経営した方がいいのではないかと個人的に思う。