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久保田馨さんの「俳句と絵画」(工事中) 久保田さんは、東京で外国語専門学校スペイン語科を卒業。その後、名古屋国税局に勤務するも、2年で肺浸潤に罹り、9カ月の療養生活を過ごします。この間、俳句や彫刻に目覚めます。 長崎にやってきてからは、人形制作の傍ら、自由律俳句を詠み、俳号を「どんく」と言いました。 工房に集まる子供たちに勉強や俳句を教えるうち、「アリの会」という俳句会を開いていました。 |
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| 久保田さんは絵画や俳画も、優れた作品を多く残しています。こちらは何点かが、旧香港上海銀行の常設展にありますので、是非、ご覧下さい。 久保田さんの俳句をいくつか・・・。 土偶らよ 平和な戦士 目を入れていく かまどねこ 獣医になれず 人形師 すいかんぼ 勝っても 負けても 花はもも色 つかめば土のぬくもり わがいのちのぬくもりか 百舌高音 人形の舌 赤く塗り 兵器がつくられているかぎり人形を作っていく 石榴身をむき澄み行く 空を信じて居る ブドウの一つぶ一つぶに 雲がながれていく 水爆遂に実験 ヤジロベーはゆれやまない |
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| このHPの写真は頓珍漢人形設立準備委員会の使用許可を得て転載しました。 | ||||