2002年特別登録

No.SP01
登録対象:沢田先生
番組名:さくら
惹句:コメディアン・野口五郎の面目躍如
登録理由:
 NHK、朝の連続テレビ小説「さくら」。ナレーションが大滝秀治、出演者に 小林亜星、浅田美代子など往年のホームドラマで存在感のあった面々を起用するなど、 何かの狙いが見えるドラマでした。そしてそれをハッキリさせるのが、野口五郎扮する 沢田先生の存在です。

 主人公さくらと対立する敵役。しかしこの先生、一筋縄では行かない。画面にメインで抜かれて いない時でも表情や仕草の小ネタを入れまくり。いざメインになると、例えば、奥に見えるドアの 前に二人で並んで話す → 話が終わった後、じゃあ、と立ち上がって行き止まりのはずの画面左に 見切れる → あれ?と思うとすぐ戻って来て「ドア、逆じゃん!」。本筋には必要無い動き満載です。

 さすがは「カックラキン大放送」などで鳴らした野口五郎。さくらの連続夢オチなどコメディ度の 高い終盤では、さらにイキイキと動き回っていました。そして、見ているうちに、最近では こういう「ベタ」なネタは、バラエティー番組でもやらない(やれない)ことに気がついたりします。 恐らく意図的に、この番組は古式ゆかしいコメディを本格的にやったのでしょう。 その心意気、確かに受け取りました。

コメディの動きを21世紀に繋げたことを登録します

◆◆ 参考資料 ◆◆
さくら 放映期間:2002年4月〜2002年9月
NHK、朝の連続テレビ小説。 ハワイ生まれの日系四世である松下「エリザベス」さくら(高野志穂)が、岐阜県飛騨地方の中学で英語の 指導助手をしながら成長していく。
そもそも小林亜星、浅田美代子が揃って出ている時点で尋常では無いが、さくらの相手役の英語教師、 桂木に指揮者・小澤征爾の長男である小澤征悦で、初期の婚約者がセイン・カミュ。ナレーションが 大滝秀治というのも濃い。その他にも準レギュラー陣に江守徹、中村メイコ、ラモス瑠偉、ケント・デリカット、 江成正元(えなりかずきの弟)、見栄晴など。スゴいというか、なんというか。

野口五郎
1956年生まれ。本名は佐藤靖。歌手としては「私鉄沿線」などのヒット曲があり、 郷ひろみ、西城秀樹と共に「新御三家」と呼ばれるアイドルであった。 「垢抜けないおシャレさ」とダジャレ好きなキャラクターでトーク番組でも 存在感を出し、最近では三井ゆりとの間に子供をもうけるなど活動の幅は広い。

カックラキン大放送 放送期間:1975年4月〜(調査中)
公開録画形式のコント番組。出演者は堺正明、井上順、関根勤、研ナオコ、 野口五郎、郷ひろみなど。ナレーションは徳光和夫。

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