第十回登録

No.0028
登録対象:銅像
番組名:新春スターかくし芸大会
惹句:正月番組の顔の中の顔
登録理由:
 正月番組の定番と言えば、新春スターかくし芸大会。かつて毎年恒例だったネタは、 大書き初めに連獅子の舞、ヒット映画のパロディー、外国語劇、そして銅像

 大御所でありコワモテの顔をしたハナ肇が、ひたすらに我慢するのが、このネタの眼目。 銅像だから基本的に無表情なんですが、微妙にイヤな顔をしたり、声にならない声で「やめろって!」 と言うような演技をするのが面白かったですねえ。私が覚えているパターンは、以下の二つです。
・集団で、掃除と称して洗剤や水、モップ、ひしゃくで乱暴狼藉
・口げんかする二人が腹立ちまぎれに(相手ではなく)銅像をひっぱたく
オチは、「いいかげんにしろ!」とキレて動き出したり、ずうっと黙っていて、最後に一言だけ 「来年は絶対ヤメよう。この役!」と言う、など。

 最近のかくし芸大会は「過酷な芸へのチャレンジ」を中心に置いた作りですが、銅像ネタを扱ったりしないで しょうかね。あえて女性アイドルあたりを起用して。由緒ある役を演じる緊張感を語るとか、リハーサルで 殴られた時に声を出した事を叱責されて落ち込むとか。スタジオでの本番が終わった後は、もちろん銅像姿のまま 大泣き。そこに審査員の植木等が「痛かったのかい?」と優しくボケる…
…ああ、見たくないけど見たくなってしまった。

懐かしい、緑のドーラン姿を登録します

◆◆ 参考資料 ◆◆
新春スターかくし芸大会放映期間:1964年1月〜放映中
2002年放送分で第39回となったフジテレビの正月特番。第一回の放送は「新春ポピュラー・スター かくし芸大会」というタイトル。チーム分けは東軍−西軍から紅組−白組に、さらに現在の アダルトチーム−ヤングチームに変更されている。

ハナ肇
本名は野々山定夫。1930年生まれ。クレージーキャッツのリーダーとして、また単独でも コメディアン、俳優として活躍した。1993年没。
銅像ネタを何回やったのかは不明だが、おそらく毎年恒例だった時期は70年代後半から80年台。 1993年放送分でウッチャンナンチャンが「かくし芸」の定番ネタを再現した中で登場した時は、 「懐かしの銅像が再び!」という扱いだった気がする。

ちなみに、本物の銅像は未だ建てられていないらしい。



No.0029
登録対象:14点で落ちる人
番組名:全日本仮装大賞
惹句:あと一点の涙
登録理由:
 14点で止まった得点板。欽ちゃんの「アレぇ〜っ!頑張ってるんだよ〜ッ!」の声に 会場拍手…『ピッ』と一点追加されて合格ジングルが!
「仮装大賞」では結構おなじみのシーンです。落選者へのインタビューをしている時に点が 入って合格する時や、大人数の組だと13点くらいから押し上げる時があったりもして。 そうすると一番気の毒なのは「14点で落ちる人」になりますね。

 3〜4年前の正月放送の時ですが、一組目がいきなり14点で落選した回があったんですよ。 これは結構な衝撃でした。厳しい展開です、ひょっとすると今回から厳正な審査に路線変更 したのでは?と思いました(無論、そうでは無かったんですが)。まあ確かにギリギリの合格者が いるなら、ギリギリの不合格者もいるはずです。たかが1点、されど1点。14点で落選した人は 何を思うのでしょうか。多分「なんで俺の時は引っ張ってくれなかったんだろう、 欽ちゃん…」だろうなあ。

14点で落ちた人々の健闘を称え、ここに登録します

◆◆ 参考資料 ◆◆
全日本仮装大賞
日本テレビ。番組改変期と正月の定番番組。第65回となる2002年正月の放送は 香取慎吾をサブ司会?に迎え、「欽ちゃん慎吾ちゃんの新・全日本仮装大賞」 となった。
タイトル通り全国で予選が行われ。本選出場者を決定する。 本選の審査は審査員10人×2点の20点満点制。15点以上で合格となり、 各賞の受賞対象となる。ちなみに第65回での優勝賞金は200万円。
審査員まで仮装することや、バニー姿のエスコートガールの存在など、 良く考えると意味の無い要素が多い番組。



No.0030
登録対象:全問ひっかけクイズ
番組名:爆笑クイズ 解答者が怒った!
惹句:やり逃げ正月番組
登録理由:
正月特番は定番番組の他に、一度きりしか放送しないから、とムチャをやる番組が あります。レギュラー番組はおろか、通常のスペシャル番組でも作らないような、 フザけた…いや、ユニークな内容のもの。「爆笑クイズ 解答者が怒った!」も、 そんな番組でした。

 司会は井上順(と言うだけで雰囲気が怪しげ)、解答者は「おっかないオバさん」系女優が数人。 どんな問題が出るかと言うと、例えば、交差点で信号待ちをする歩行者を写ったVTRを見せる。 で、この中で交差点を一番早く渡りきるのは?と出題。解答者は「サラリーマン風の人」などと 予想するわけですね。さあ、そしてビデオが再生されると…

正解:その中の一人が連れていた犬

怒る解答者を井上順が「人に限るとは言ってませんよ〜」なんて軽くいなすわけです。 全ての問題が、こんな感じのひっかけ問題。結局、クイズとは名ばかりですが、実に面白かった。 おそらくはこれ一回きりの放送だったと思いますが、深夜枠か何かでもう一度同じものを やってくれないかな、と思っている私です。

単発正月番組の代表として登録します

◆◆ 参考資料 ◆◆
爆笑クイズ 解答者が怒った!
TBS。放送年月日は不明だが、多分20年近く前。

井上順
1952年生まれ。グループサウンズ「ザ・スパイダーズ」の一員として人気となる。 解散後はソロ歌手、俳優、コメディアンとして多彩に活動。一発ギャグに走らず、 雰囲気やセリフ回しだけで笑いを取れる力がある、数少ないタレントの一人。

「クボタ」さんからの情報(2002/10/01追加)
「私の記憶では最低2回は放送されたような気がします。TV欄見ながら今年もないかな、、、 あっ、あった!!弟と顔見合わせてまた大爆笑、そんな記憶が、、
大きなウサギが寝転がってるセット(コレがまた憎々しい顔してたんです) だったのでもしかしたら兎年に有ったのかもしれません」
(世界テレビ遺産委員会より:クボタさん、投稿ありがとうございました。 上記の情報から逆算すると、放送年は1987年ごろでしょうか)


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