「30秒ボランティア」〜少年合唱団 富士市公演〜

 「30秒ボランティア」というユニークな試みを実践する静岡県富士市。ボランティア教育に熱心なフレーベル館の活動が縁で、その1周年記念公演に少年合唱団が招待されました。この演奏旅行にご長男が参加し、ご本人も同行された245 篠田 優さんにレポートしていただきました。

「富士市公演旅行に参加して」 245 篠田 優

 7月24日と25日に少年合唱団の富士市公演に、長男・健一の父母として同行しました。今回の公演は「30秒ボランティア」(短い時間でもほんの少しの勇気をだして、みんなでボランティア活動をやりましょう)という富士市社会協議会が主催した、創立1周年の音楽会に招かれたものです。第1日目は富士市立「ロゼシアター」で、2日目は「湖山病院」と高齢者用医療施設の「ききょうの郷」で、合計3つのコンサートを行いました。

 「ロゼシアター」は大変立派な音響の良いホールですが、少年合唱団の演奏もまた立派なものでした。特に合唱組曲「夕鶴」は、「鶴の恩返し」のもつ悲しさがよく伝わり、すばらしい出来でした。また、「流浪の民」の伊藤龍信君(OB合唱団の伊藤さんの長男)のソロは清らかで、ボーイソプラノの魅力を十分聴かせてくれました。演奏後、競演した富士市立少年少女合唱団(女の子が大部分)から、お土産がありますとの説明に、子どものひとりが「チューがいい」と答えて、大爆笑。宿舎への帰りのバスの中では、自然に合唱が始まり、歌の楽しさが皆わかったようです。

 2日目のコンサートは、多くの高齢の病人の前で歌うという雰囲気にも負けず、一生懸命歌っていました。少年たちにとって、老人に直接接したことは良い経験になったようです。公演後、レクリエーションをかねて立ち寄った「白糸の滝」と「まかいの牧場」では、子どもたちは疲れもみせずに走り回り、本来の自分を取り戻していたようです。

 今回の演奏会にあたり、彼らにすばらしい経験をさせてただいた、関係者の方々、特にフレーベル館の皆様に、大変感謝いたします。

写真提供:フレーベル少年合唱団

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フレーベル少年合唱団OB会