旧バーナード邸
Bernard House

■竣 工  昭和12年(1937)
■設 計  J.J.スワガー
■構 造  木造2階(一部R.C.造)
■施 工  関工務店
■所在地  神奈川県横浜市中区



 F.L.ライトの弟子の1人だったA.レーモンドが設立した会社の所員であったJ.J.スワガーの作品です。
 スワガーの作品は横浜ではカトリック山手教会や保土ヶ谷カトリック教会などが現存しています。
 もともとスワガーは構造技師でした。
 現存する建物からは「これがスワガー風」といった目だった作風が見られないことから想像すると、施主の要望に応じて、様々なデザインをしていたのかもしれません。
 スワガーが日本で活躍した期間に、どれくらい住宅を設計したのか判りませんがそれほど多くないのではないかと思います。
 そういった意味でも、貴重な作品ではないでしょうか。

 旧バーナード邸の施主であったバーナード氏は絵を嗜む英国人貿易商で、自宅を建てるにあたって細部にわたって意見をだしたという話が残っています。
 英国チューダー様式風で、ドアノブや煙突など細やかな細工が見られるこの住宅は、バーナド氏とスワガーどちらのセンスがより多く生きているのか判りませんが、とても魅力的な洋館です。

 長い歳月を経て、住宅として利用されなくなった旧バーナード邸は、現在ではファッション誌等の撮影スタジオとして活用されています。
 ファッショナブルな衣装を着たモデルさんたちが、今日もこの洋館の中で撮影しているかもしれません。
 この家で使用されていた家具は、イタリア山庭園にあるブラフ18番館に展示されています。


門に飾られている表札。


ファサード全景...入りきりません。


おしゃれな玄関
階段室部分。
中央のガラスだけさりげなくステンドグラスになっています。
階段室部分のアップ。


裏庭からの全景。
左側にメイド室部分があります。
室内は何故か和室でした。
裏庭から、別の角度で...。


裏庭から見える煙突。
玄関横の煙突。


玄関のライト。
玄関周りの飾りと、窓の飾りが同じでかわいらしい。


2階の1室。
ファッション雑誌に出てきそうでした。
裏庭への扉。


階段室。
ゆっくりとした螺旋階段。
とにかくおしゃれ!


煙突の意匠に合わせているのでしょうか...?
階段室のステンドグラス。


1階の1室。
昔は食堂だったのでしょうか...?


ドアノブがかわいい。
雑誌の撮影では小物を下げて撮影されることもあるとか....。


1階リビングの暖炉。
大きくておしゃれでした。


色々なお部屋の照明。
どれも古そうでしたが時代はわかりません。





写真撮影2004.6
Photo&word by Dcile

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