**山手の西洋館散歩2**

日本人には見慣れない西洋館が次々と出現した明治時代。
当時の日本人の瞳にはどんな風に映っていたのでしょう・・・。
そして、遠い極東の島国へやってきた
外国人の方たちはどんな想いでこの山手で生活していたんでしょうね。
山手の西洋館散歩はまだまだ続きます。



山手234番館 ■山手234番館【入館無料】
横浜市中区山手町234-1

横浜山手聖公会のすぐ先に木々に覆われたちょっと変わった洋館があります。
どこが変わっているかというと、入口が複数あるのです!
この洋館は昭和2年頃に建てられた外国人向けのアパートメントでした。
一見、ひとつの家に見えますが4世帯が暮らせるようになっていました。
現在は室内が改造され当時とは異なると思いますが、資料が展示されていてちょっと
フシギな当時のアパートメントの室内も垣間見ることができます。
横浜市認定歴史的建造物に認定されています。
山手89-6番館(えの木てい)
■えの木てい
横浜市中区山下町89-6

そろそろ歩き疲れたでしょうか?
のども渇きました?そんなときは「えの木てい」か次のエリスマン邸がおススメです。
「えの木てい」は喫茶店としてオープンしています。
昭和2年に建てられた西洋館のリビングをお店にしています。
アンティークな家具に囲まれて、美味しいケーキとお茶はいかがですか。
テイクアウト用の焼菓子も種類があるので、テイクアウトして元町公園でひなたぼっこ
をしても気持ちが良いです。
山手111番館のティールームも「えの木てい」が営業しています。
エリスマン邸 ■エリスマン邸【入館無料】
横浜市中区元町1-77-4

「えの木てい」の向かい側、元町公園の中にシンプルながら清楚な洋館が建ってい
ます。それが「エリスマン邸」です。
1階のサンルームがティーサロンになっているので木々を見ながらお茶が楽しめます。
この建物は大正15年に貿易商だったエリスマン氏の邸宅としてA・レーモンドの設計で
建てられました。元々は山手127番地にあったのですが平成2年に現在の元町公園内に
移築復元されました。
横浜市認定歴史的建造物に認定されています。
ベーリックホール***クリックすると館内へ*** ■ベーリックホール(旧ベーリック邸)【入館無料】
横浜市中区山手町72番地

山手のちょうど真ん中あたりに突然現れる大きな洋館です。
高い塀に囲まれていましたが、平成14年から公開されることになりその美しい姿が現れ
ました。
木造2階建、地下RC造1階 のスパニッシュスタイルを貴重とした建物です。
昭和5年に貿易商ベーリック氏の居宅として建設されました。
設計者はJ.H.モーガンです。
ベーリック氏の子孫がカトリック・マリア会に寄附しセント・ジョセフ・インターナショナル・
スクールの寄宿舎として使われていましたが、閉校に伴い横浜市が購入しました。
横浜市認定歴史的建造物に認定されています。
カトリック横浜司教館別館 ■カトリック横浜司教館別館【非公開】
横浜市中区山手町45-2

ベーリックホールから山手本通りを歩いていると、左手にちょっと目を引く洋館が現れます。
入口には「カトリック横浜司教館別館」と小さな看板があります。
・・・と、いうことはカトリック教会の司教がお住いになっているのでしょうか?
とにかく、もちろん公開はされていません。
元々は外国人の為の借家として昭和2年建てられた洋館です。
横浜市認定歴史的建造物に認定されています。


ベーリックホールはエリスマン邸の道路を挟んですぐ隣りに位置しています。
このほかにもエリスマン邸のある元町公園内には居留地の遺構である「ブラフ80メモリアルテラス」もあります。
関東大震災がなければ、こういった西洋館はまだまだ山手で見られたのでしょうね。


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