遺愛女学校講堂(遺愛学院講堂)
国登録有形文化財

■竣  工 1935 (昭和 10)年
■設  計 W.M.ヴォーリズ
■構  造 木造平屋一部2階建
■施  工 竹中工務店
■所在地 函館市杉並町23-11



 ヴォーリズ設計の遺愛学院講堂は1935(昭和10)年に本館に増築される形で渡り廊下と共に建てられました。
 本館は明治41年にガーディナーの設計で竣工しています。
 まるで、最初から本館と共にそこにあったように違和感なく佇む姿を見ると、ヴォーリズの真骨頂を感じます。
 外観は自己主張しすぎず、本館と統一感がある下見板張り、でも内部はヴォーリズらしいゆったりとした空間が広がっています。
 講堂に置いてあるベンチのデザインもヴォーリズによるものだそうです。
 
 ヴォーリズとガーディナーが直接会ったことがあったのかどうか判りませんが、若くして母国を離れて日本で没した二人のミッション・アーキテクチャーの息吹を遺愛学院で感じることができます。
 この講堂は現在も毎朝の生徒の礼拝や遺愛女子中学校の入学式、更には一般にも公開される音楽会などで利用されています。


講堂ファサード。


本館(左)から講堂へとつながる渡り廊下。
渡り廊下はヴォーリズの設計。


2階から見た講堂内部。
窓ガラスも一部建設同時のものが残っている。


1階から見た講堂。
ベンチもヴォーリズが「手がけた。


遺愛学院本館(ガーディナー設計)の説明及び写真はこちらにあります。


PHOTO&WORDS Docile
Special Thanks to IAI GAKUIN
2003.2.26
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