日本聖公会 聖アグネス教会
京都市指定有形文化財
■竣 工 1898(明治31)年
■設 計 J.M.ガーディナー
■構 造 煉瓦造平屋建て
■施 工 不明
■所在地 京都市上京区烏丸下立売角
聖アグネス教会はすぐ隣りにある平安女学院の礼拝堂として建設されました。
また、日本聖公会京都教区の大聖堂としての役割も担っていました。
アグネス教会あるこの場所は、京都市内でも歴史がある場所で室町時代に足利義昭の御所(旧二条城)が造営されていた場所だそうです。
今でも、ちょっと地面を掘り起こすと旧い瓦などが出てくることも少なくないとか・・・。
そもそも平安女学院は、大阪の居留地である川口に開かれた女子教育の場でした。
当時の名前は照暗女学校といい、英語名はセント・アグネス・スクールといいました。
それが明治28年に京都へ移ることになり、現在の場所へ移転してきました。
その際に、学校名も平安女学院となり併設する礼拝堂の設計をガーディナーが担当しました。
建築当時の名前は、聖三一大聖堂といいました。
川口の居留地で、立教学校の創設者であるウィリアム主教が英語礼拝を行っていましたし、照暗女学校をはじめたエレン・G.エディも米国聖公会の宣教師でしたから、ガーディナーとも、立教学校とも繋がりあったのでしょう。
京都への移転の際、照暗女学校の生徒のうち16名が立教女学校へ転校しています。
交通量の多い交差点の角に堂々と佇む、アグネス教会。
明治・大正・昭和、そして平成と周囲の環境はとても激しく移り変わってきたと思います。
アグネス教会だけは変わらず、佇んでいます。
昭和60年6月1日に京都市指定有形文化財に指定されました。
交差点に突然現れるゴシック様式の重厚なたたずまい。
右側に見えるのが、平安女学院の校舎。
礼拝は日曜に行われ、誰でも参列することができる。
礼拝堂への入口は塔の横にある。
礼拝堂内部。
ステンドグラスがキレイでした。
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