ド派手なスライドは遅いだけですし、そういうのはFRに任せましょう。
テールスライドを出すためには、まず「迎えハンドル」「過重ブレーキ」がしっかりできないと いけません。
テールスライドを高速域でさせるとカウンターを当てなければならず、DC5のような車は スパっとリアが滑るので、滑った瞬間にカウンターを当てないと即スピンします。
カウンターを当てるときには、ハンドルを持つ手が10時10分にないと即座に対応できません。
ですから、かならず「迎えハンドル」が無意識にできるようになるまでは、 テールスライドの練習はしないようにしましょう。
車と命がかかっていますのでくれぐれも無茶はしないようにしましょうね?
テールスライドの肝はブレーキです。
ブレーキをもう少し分かりやすくするために、ブレーキを踏む量を5段階に分けて考えましょう。
フルブレーキングを5、ブレーキオフを0とします。
コーナー進入時はもちろん5のフルブレーキングで突っ込みます。5の間にヒール&トゥを行っておきます。
曲がれる速度よりも少し高い速度までに減速します。
そして、ここでブレーキを3ぐらいまで緩め、ステアを切り込みます。するとリアが滑り出します。
ここでパッとブレーキを離してしまうと、縮んでいたフロントサスのスプリングが一気に伸び、 フロントグリップがすべて抜けてしまうので注意。
舵角を大きくしつつ、ブレーキを弱めていきます。この時常にタイヤはギャギャギャーと泣いているはずです。
車体が程よい角度に向きを変えたら、アクセルを踏みパーシャルスロットルに移行します。
アクセルを踏むとリアに過重が戻り、スライドが終わります。

ここで、舵角とブレーキ量の関係を説明。
直線からコーナー進入時に限ってのことですが、舵角が一定の場合、 ブレーキを踏んでいる量によって、車の挙動が変わります。
私は↓な感じで理解しています。

あくまで、限界速度での話なので、すべてのコーナーにこの図は当てはまりません。
速度が低ければ、ブレーキ0,1の時にアンダーは発生しませんし、オーバーにもなりません。
話を元に戻します。
フルブレーキング中は、5の状態で、ほとんど舵はききません。ABSで辛うじて舵が効く程度。
4の時もブレーキ量が多く、タイヤを減速に使ってしまうのであまり舵はききませんが、この状態でステアを切り込んでいってもOK。
3の時はリアがスライドするので舵を切った量よりも車体が曲がります。
1,2の時は前過重が残っている状態。チョイブレして車を曲げるときなんかはここを使います。
4〜3の過程でリアをブレイクさせ、2〜1の過程でスライドを維持してやる感じが一番綺麗に テールスライドを使える状態です。
ブレーキを5段階に分けて使えるようにしておくと、いろいろとコントロールの幅が広がりますね。
テールスライドもブレーキも奥が深いので、私もまだ特訓中なんですが、とりあえず分かったことは こんなところです。
はっきり言えるのは「DC5はリアを滑らせてナンボ!」です。
スライドさせるとDC5はかなり楽しい乗り物になりますよ!?
特訓方法
DC5はリアの限界が非常に高く、かなりのスピードでコーナーに突っ込んでいかないと テールスライドに持ち込めません(最低60km/h以上)ですから、公道でのスライドは絶対にしないようにしてくださいね?
普段のドライブでどうやって訓練するかですが、 まずはブレーキを残しつつ、コーナー入っていく練習をしましょう。
そしてすばやくアクセルに足を移し、パーシャルスロットルでコーナーを抜けてゆきます。
一連の動作が癖になるように練習しておくと、スライドしてパーシャルで止められるようになります。
また、滑ってるのにそのことに気が付かない場合があります。
これは、お尻センサーの感度不足。
一番いい特訓は「カート」ですが、これもそれなりにお金がかかるので 「自転車」や「原付」などの2輪に普段から乗っていればイヤでもお尻センサーが 鍛えられてゆきます。
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サーキット走行には、工具も必須アイテムですよね!

