THE ROSETTA STONE
Sun, 03.Jun.2001更新

ギリシア語の部分の日本語訳

大英博物館エジプト部 キャロル・アンドリューズ薯
翻訳 ほるぷ教育開発研究所
原著出版及び翻訳校閲 British Museum Publications Ltd

 1.その父王の王位を継いだ若き者の治世に、王冠の主、もっとも栄光ある、エジプトを建国し、
   神に対して敬謙あんる者、
 2.その敵に対しっ勝利を収めたる者、人民に文明的生活を復興せし者、30年祭の主、まさに
   偉大なるヘーパイストスの如き、太陽の如き王、
 3.上及び下エジプトの偉大なる王、上フィロパトルの子孫、ヘーパイトスの認めし者、太陽が勝
   利を与えし者、ゼウスの生ける化身、太陽の息子、プトレマイオス、
 4.永遠に生きる、プタハに愛されし者、第9の年に、アエトスの息子アエトスが、アレキサンドロ
   スの祭司たりしとき、そして神々ソテル、そして神々エウルゲタイ、そして神々ピロパトールそ
   して
 5.神エピパネース・エウカリストス;ベレニケ・エウエルゲテスのアトロポスたるピリノルシノエ・ピ
   ラデルポスのカネポロスたるディオゲネスの娘アレイア;

 6.アルシノエ・ピロパトルの女祭司たるプトレマイオスの娘イレーネ;クサンディコスの月の第4の
   日、エジプト暦にしてメケイルの第18日。

   法令。ここに参集せし主任祭司たち、神意の告げる者たち、そして神々に礼服を着用せしむる
   べく神殿の内に入りし者たち、プトレマイオス、永遠に生きる、プタハに愛さ   れし者、
 7.そして扇の保持者たち、そして聖書記たち、そしてその他すべての祭司および聖職者たちは、
   この日メンフィスの神殿に参会し、
 8.神エピファネス・エウカリストスの、王がその父より継ぎし王位への即位の大典に、王と会すべく
   全土の神殿よりメンフィスに参集し、宣言す;

 9.ここに王プトレマイオス、永遠に生きる、プタハに愛されし者、神エピファネス・エウカリストス、
   王プトレマイオスと女王アルシノエの息子、神ピロパトールは、神殿とそこに住まう者たちの

10.守護者たると同時に、臣民たちの保護者、神と女神から生まれし神にしてイシスとオシリスの
   息子で、その父オシリスの仇を討ちしホールスの如くそして慈善の心に富み、神々の意志に
   恭順なる王は、

11.神殿に金銭と穀物を奉献し、かつまたエジプトに繁栄をもたらすべく多額の支出をを惜しまず、
   そして神殿を建立し、

12.そして王自身の富について気前よく;そしてエジプトにて微収せし税の、あるものはすべて
   免除し、他のものは軽減し、その治世の間、人民とすべてのものが

13.繁栄できるよう治められしが故に;そしてエジプトにおいてまた他の地において王権に対する
   負債を容赦されしが故に;長きにわたり

14.獄につながれた告発を受けし者たちに、恩赦を下されしが故に;そして神々がその神殿の
   収入を受けし続けられ、金銭と穀物で、毎年の供物を得られるよう、

15.その父王の御代に,神々に属せしぶどう園,庭園,その他の土地より得られし収入も同じく
   お供えするように指示せらしが故に;

16.そしてまた,祭司たちに対し,その父王の御代を通じまた負う御自身の治世の第1年に至るまで,
   聖職就任のための費用以外の課税は不要なることを指示せられしが故に;そして毎年のアレキ
   サンドリアへの行幸に,

17.聖職階級の者の同行を免除せられし故に;そして海軍の徴兵の免除を指示せられしが故に;
   そして王は神殿より王室に対して支払われおしビュッソス(byssus)布の

18.税を3分の2に軽減せられたり;そして神々になすべき伝統的義務の履行に気を配り,過ぎし世に
   なおざりにされしものすべてを,ふさわしき状態に回復せられたり;

19.また,偉大にして偉大なるヘルメス(Hermes)の如く,すべての者に正義をもって接せられたり;
   そして戦士たちならびに動乱の時代に心ならずも徴兵されし人々に

20.その報酬として,かつての資産の回復を許されるよう定められたり;そして騎兵および歩兵,
   また艦船を,

21.エジプトに海陸両面から侵入せし者たちに対して備え、神殿ならびに国土の人々すべての安全を
   確保すべく多額の金銭と穀物を支出せられたり;そして
22.豊富な兵器ととあらゆる物資をたくわえ、包囲に対して要塞化されたるブシルス地区のリュコポリス
   へ進軍せり、(エジプトの神殿と)

23.すべての住民に多大の損害を与えし邪悪なるどもの間に長らく不満の心のよどみたるをみたり)、

24.布陣し、土手や壕にてこれを囲み、巧みに築城せられたり;ナイルが(その治世の)第8年に大増水せし
   とき、常なれば平地に氾濫せしものを、

25.王は多くの場所に排水口を作る治水工事を行いでこれを防ぎ(このためにも少なかぬ出費をなされ)、
   そして騎兵と歩兵を配して守らせしめ、

26.短時間の猛攻でこの町を奪い、邪悪な者どもをすべて滅ぼしたり、かつてこの地に反徒を鎮圧したる
   ヘルメスやイシスとオシリスの息子ホールスの如くに;

27.そして父王の御代に反徒を従いし者ども、国土を騒がせし者ども、神殿に害をなしたる者どもに対し、

28.王はメンフィスに来たりてその父王と王ご自身の仇を討ち、当然の報いとしてすべてを罰せられたり;
   王位への即位に相応しき式典を挙行すべくかの地に来られしとき少ななぬ額の金銭と穀物につき、

29.

30.